本記事は、DCT(Definitely Camping Tools)さんよりキャンプギアの火吹き棒、シャキーン(SHAKIIIIIN)をご提供いただいてのレビューです。
DCT(Definitely Camping Tools)とは?
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DCTとは、Definitely Camping Toolsというキャンプギアブランドです。
飛行機・ロケット・工作機械・半導体製造装置など、超精密加工を得意とする町工場が立ち上げました。
日本製、MADE IN JAPANと聞いただけで高品質を連想すると思いますが、その中でもさらに超精密なものづくりなんですね。
大手メーカーが作らない、作れないような製品作りを目指しています。
町工場は愛知県春日井市にあり、キャンプギアの実店舗も併設。
東海地方の方や、愛知県に立ち寄った際には、実物の精密さを確認してみてくださいね。
DCT(Definitely Camping Tools)公式サイト
シャキーン(SHAKIIIIIN)の基本情報
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サイズ・重さ
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サイズは収納時で、約35cm・直径は2cmです。
シャキーン!と伸ばすと、あっという間に60cmの長さに変身します。
重さは220gと重量級ですが、決して重くて使いにくいようなものではありません。
価格・購入方法
価格は14,300円(税込)です。
購入は公式HP、または愛知県春日井市にある株式会社来光工業の店舗で買うことができます。
元々はクラウドファンディングで商品化が実現したものであり、今後も他の商品に期待ですね。
シャキーンする方法
①ロゴ側のキャップをくるくる回して外す
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②外したキャップは無くさないように反対側に装着
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③シャキーン!するだけ
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本当に簡単で、使い方に悩むことはないと断言できるくらいです。
シャキーン(SHAKIIIIIN)の特徴 1本3役
火吹き棒「吹く」
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まずは火吹き棒として当たり前の機能で「吹く」です。
長さ60cmというのはちょうどいい長さでした。
持ち心地もなめらかで、超精密を感じるには触るだけでも十分わかるくらい。
先端の黒い部分もしっかりと金属製なので、火の中に入れる抵抗もありません。
火ばさみ「つつく」
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火起こし前に着火用の木や着火剤をしっかり配置したつもりでも、いざ火がつくと
「もう少しこれをこっちに動かしたい」
みたいなことってあるあるですよね。
そんな場面でも、わざわざ火ばさみやトングに持ち替える必要はありません。
ちょっとした木や炭の移動ならシャキーンのみで可能です。
使ってみると、火起こしの流れが本当にスムーズになりましたね。
先端フック「持つ」
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先端部分はフックになっています。
もちろんただのフックなので、挟むような複雑なことはできません。
しかし、キャンプ飯中のちょっとした動きに対応させることができました。
私たちは夫婦2人キャンプをすることが多いので、焚き火台もコンパクトです。
炭を足すために網を持ち上げて移動させたいことも多いものの、熱いしなかなか厄介。
少し冷めるのを待つか、耐熱グローブをしてもいいのですが、そのときくらいしか出番のないグローブ。
今回シャキーンで、持ち上げに成功しました!
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シャキーンには使う人のキャンプスタイルに合わせて、いろいろな用途が生まれる自由さがあります。
キャンプってルールがあるわけではないので、自分なりに使えるのは楽しいですよね。
シャキーン(SHAKIIIIIN)のメリット・デメリット
メリット
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組み立て・収納が簡単
シャキーンという名の通り「シャキーン」とするだけです。
外したキャップも反対側に取り付けておくことで、なくす心配がありません。
キャンプスタイルを問わない
DCT(Definitely Camping Tools)の商品は、ソロキャンプを想定して作られています。
しかし、シャキーンのような火吹き棒であれば人数は問いません。
お子さんでも「シャキーン!」と遊ぶことができますし、実際に上記写真の甥っ子も遊んでいました。
火吹き棒として以外の「つつく」「持つ」に関しては本当に自由です。
発想によって他にもたくさんの使い道がありそうで、今から次のキャンプが楽しみ。
デメリット
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値段が高い
正直、これに尽きると思います。
使っていて楽しい、メイドインジャパンの高品質を感じられる。
ただ、税込で14,300円は火吹き棒と考えると高すぎます。
ダイソー、セリアなどの100均でもSNSで話題になるような火吹き棒はありますからね。
実際にキャンプで使った私としては、これは火吹き棒ではなく、火周りで使える万能製品という認識です。
万能製品であってしかも、日本製なら決して高すぎることはありません。
私たちはテントを始め、キャンプギアのメインブランドはmont-bellです。
あらゆる場面で高品質であることの大切さを感じています。
ホットサンドメーカーも4w1hを使っていますが、こちらも燕三条キッチン研究所という新潟の金物職人の商品です。
普段から日本ブランドのキャンプギアを使っている方、高品質・高性能の道具を求めている方には、デメリットにならないかもしれません。
使い心地は想像以上だった
今回は、商品をご提供いただけたことで使うことになったシャキーン。
火吹き棒は、手作りで譲り受けたもの、雑誌付録のものなど、いくつか使った経験はありました。
どれもあまり使い続けることはありませんでしたが、火吹き棒以外の役割があることで今後はいろいろ使い道を探すのが楽しみです。
これからもキャンプ関連の記事を更新していきますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。