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【覚え方の流れ】子どもの保健の効率的な勉強法【保育士試験】

子どもの保健
困っている女性
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子どもの保健がわからない…苦手…!勉強の仕方や暗記のやり方を教えてほしい!

こんな悩みを解決します。

どめ工房管理人ゆきについて

・保育士試験に独学で一発合格
・家庭教師と塾講師歴15年
・勉強は効率よく短時間のみ

最初におすすめの勉強法を発表しておくと、下記になります。

子どもの保健を勉強するにあたっては、子どもの食と栄養、保育の心理学、保育原理はセットで学習すると効率が良いです。

4科目もセットと聞くと同時に勉強するのが大変そうと感じるかもしれません。

しかし、この4科目は子育てをされている方、保育所などの保育施設に勤務されている方にとっては日常的に触れる事柄について数多く出題される科目でもあるんです。

そのため、あまり構えずに普段の知識を強化するイメージで捉えておくと勉強を始めるにあたってのハードルが下がります。

まずは保育士試験の全体像をつかむという目的もありますし、科目同士の横のつながりを最初に把握しておくと、後々の学習スピードが格段に上がる段階が来るはずです。

覚え方についても「ガチガチの暗記」ではなく、「自然な暗記」になるように勉強の流れを説明していきます。

子どもの保健の勉強の流れ

子どもの保健と子どもの食と栄養の2科目に関しては、子育て経験・保育施設勤務経験の有無ので明らかにスタート地点が違います。

経験がない方は、次の見出しは飛ばして「まずは過去問を解く」の見出しに飛んでくださいね。

子育て経験・保育施設勤務経験のある方

お子さんがいる方は、母子手帳、出産前後に買った育児書などもあれば手元に用意してください。

母子手帳は自治体によって様式が少し違ったりしますが、成長曲線やワクチン接種記録欄はあるはずです。

これらを読み返しながら当時のお子さんの様子を思い出したり、育児書の内容を復習しておくことで「子どもの保健」という試験科目に対する勉強のハードルが下がります。

保育施設勤務経験がある方も、日常業務の中で関わることや知識として持っていることがそのまま問題として出る科目なので、勉強を始める前に一度今までの経験を振り返ったり思い出すことをおすすめします。

試験科目で今までの経験や知識を活かせるなら、そのことを意識しながら勉強を進めると定着度がかなり変わってきます。

まずは過去問を解く

過去問を解いてみましょう。

経験の有無に問わず、得意不得意というよりは知識として知っている部分と、一から覚えないといけない部分についてが初見である程度わかる科目となっています。

感染症に関する問題は過去問などにもよく出てきますが、コロナ禍の関係で今後も引き続き感染症やワクチンに関しては必須分野です。

そして、コロナ禍によって受験生側ももちろん感染症対策の知識をつけたわけですから、このような知識も積極的に問題に紐づけていきましょう

過去問を解いているとき、解き終わって採点をするとき、この2回の時点でとりあえずの知識があるかどうかなどを問題にメモをしたり印をつけておくと後々役立ちます。

テキスト通読である程度読み込む

どんな勉強にも共通して言われることですが、テキストや参考書を読むときは1回目はわからないところで止まらずに、とにかく1周目を読み切ることです。

そして2回目以降に徐々にわからないところを潰していくやり方が王道なのですが、保育士試験を短期間で一発合格したい方には以下のやり方をおすすめします。

子どもの保健はメインの問題で手も足も出ないような問題はまずありません。

そのためテキストの1周目でもわからないところや知らないところは、その時点で暗記してやる!くらいの気持ちで細かい内容をしっかり理解しておきます。

例えば母子手帳でおなじみの成長曲線について、3パーセントタイル値未満、97パーセンタイル値を超えると発育の偏りがある、などの数字などです。

通読時に少しスピードが落ちるとしたら、専門的な知識が問われる分野の精神保健やその中の発達障害の範囲です。

これらは保育の心理学の精神保健分野と問題を見比べながら、またはテキストの該当箇所を交互に見てみるなどして、科目同士の横のつながりを作るのが良いでしょう。

おすすめの覚え方

ここまで説明してきた流れを実行すると、ある程度は「自然な暗記」ができます。

もし、試験前日の状態でこの記事を読んでくださっているとすれば、さすがに時間が足りないかもしれません。

そうでなければ、ぜひ今からでも試してみてください。

子育て・保育施設勤務の経験がなくても、自分の親が取得した自分自身の記録が書いてある母子手帳を見てみることもできますよ。

年代によっては風しんワクチンの接種記録などを見て、日常と保育士試験の内容をリアルに紐づけるなど、どこかで必ず生活に結びつけることが可能です。

このような「自然な暗記」ができていると、無機質ですぐに忘れてしまうような力技の暗記はほぼしなくて済みます。

短時間で完全な暗記などという都合の良い方法ではありませんが、記憶に定着して得点につながる覚え方ですね。

テキスト・参考書・問題集・過去問について

まずは過去問を解くために過去問題集を入手しなければなりませんが、私は試験主催者の公式HPの過去問ページからプリントアウトしました。

過去問ページでは過去5年分が公開されていますが、自宅でのプリントアウトだと時間がかかることやインク代が気になったので2回分のみにして、後は次にご紹介するシリーズの過去問題集も使いました。

ちなみに紙媒体にこだわらないという方は、最初から過去問.comだけを使って過去問題集にお金をかけないという方法もあります。

子育て経験や保育施設勤務経験がある方は、はっきり言ってかなりテキストの内容を読み飛ばせたり、流し読み程度で済む範囲が多いです。

しかし、保育士試験のテキストは基本的に科目単位に分かれておらず、一冊もしくは上下巻の二冊セットで9科目を網羅しています。

そのためテキストや問題集も他の科目と同じ、完全合格シリーズの以下の2冊がおすすめです。(テキスト下を含めると3冊です)

経験がない方も以下のテキストは合格に必要な範囲は網羅しているので、これで十分といえます。

参考書ではないですが、無料で利用できるこども家庭庁や厚生労働省のガイドラインもあるので以下に掲載しておきますね。

保育所における感染症対策ガイドライン保育所におけるアレルギー対応ガイドラインです。

厚生労働省のガイドラインはそれぞれ何種類のパターンもあるのですが、上記の二つは細かい文字でびっしり書かれておらず、イラストも多用されているのでまだ読みやすいと思います。

こちらは通読する必要はないので、テキスト学習に気分が乗らないときや、手元に勉強道具がないときなどにスマホで読んでスキマ時間の活用にしてみてください。

近年はこれらのガイドラインからの出題も増えてきています。

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まとめ

子どもの保健の勉強法についてお伝えしました。

私は子育て経験がないので、子どものワクチンの種類や感染症について、名前は知っているけど意味がわかっていないものが多くて覚えるのが大変でした。

その点、子育て経験のある方、今まさに子育て中の方、保育施設勤務の方などにとっては常識的な部分の出題も多いかと思います。

科目自体の負担は少ないので、子どもの食と栄養、保育の心理学、保育原理をセットとして、内容が被っているような部分は積極的にテキストのそれぞれの箇所を確認してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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