当ブログ「どめ工房」はキャンプと旅行がメインカテゴリなのですが、保育士試験のカテゴリもあります。
管理人であるゆきが、そもそもなぜ保育士試験を受験するにいたったのか、そこで考えたこと、感じたことを書いてみようと思います。
保育士資格に興味を持つと、社会に保育士が必要とされている理由もわかり、考えさせられることも多かったです。
目次
保育士という職業を意識したきっかけ
保育士試験を受験するからには、資格取得が趣味の資格マニアでもない限り、保育士という職業に興味があるわけですよね。
私の場合、きっかけ自体はすごく単純です。
彼氏であるどめとたわいない話をしていたとき、「ゆきは保育士になったらいいんじゃない」という発言があったんですね。
そのときの会話はそのまま進んでいったのですが、割とすぐ後に「ありかも」と思うようになりました。
そう思った理由をこれからご紹介します。
保育士に需要や将来性がある3つの理由
共働き世帯の増加により、保育園や保育士の需要が増えた
女性の社会進出にともない、結婚後や出産後もそれまで在籍していた会社で働き続ける女性が増えました。
また、核家族化により子どもの世話や面倒を見る人が近くにいないとなると、必然的に保育園に預けるという選択肢が出てきます。
これは待機児童問題などで社会問題になっていることなので、みなさんよくご存知のことだと思います。
保育士の代わりはAIや機械などには代替不可能
これからの未来を担う赤ちゃんや子どもたちにとって幼児期は、人としての基礎を形づくる非常に大切な時期です。
どんなに優秀な学習能力を持ったAIがこれから登場したとしても、子どもへの愛情のこもった人の温もりを伝えることはできないでしょう。
人と人とのコミュニケーションには言葉や表情、仕草などたくさんの要素がありますよね。
たくさんの職業や職種がAIによって淘汰されていく時代がこれからより現実的になるのでしょうが、子どもとふれあい、関わる保育士という職業は強いと思います。
また、現在の保育士の問題点として仕事量の多さが挙げられますが、これらは機械化によって効率化される期待が大きなところでもあります。
放課後デイなどの児童福祉施設の増加
保育士といえば職場は保育園の方が多いのはもちろんですが、実は保育園以外のさまざまな場所で保育士は必要とされています。
例えば最近よく町中で見かけるようになった放課後等デイサービスもそうですし、児童福祉施設などでも求人はたくさんあります。
そもそも保育士は児童福祉法に基づく国家資格なので、児童福祉に関する施設の多くで求められており、こちらでもやはり人手不足は深刻な問題です。
保育園もあまりイメージはないかもしれませんが、児童福祉施設として定義されているものなんですね。
少子化においても障がい児の数は増加の一途をたどっているので、保育士として働ける場所の求人もこれから大幅な増加はなくても減少はしにくいと思います。
保育士になるためには
保育士資格を取得したいと思ったものの、気になったのは「そもそも保育士って今からなれるものなの?」ということでした。
保育士になるには、やはり養成校(専門学校や短大、大学等)に行かないといけないというイメージをみなさんお持ちかと思います。
私もそうでしたが、定年後の男性が保育士資格を取得した記事を昔新聞で見たことがあったので、早速受験資格について調べてみました。
ざっくりですが以下にまとめます。
保育士試験の受験資格
大学卒業・短期大学卒業の方
→学部や専攻に関わらず受験資格あり
専門学校卒業の方
→学校教育法に基づいた専修学校で、2年以上のコースであれば受験資格あり
高校卒業の方
→平成3年3月31日以前に卒業された方は受験資格あり
→それ以降の方は条件を満たしていれば受験可能
児童福祉施設等の勤務経験がある方
→勤務期間や総勤務時間数に応じて受験資格あり
こうして見ると、保育士試験の受験資格がある人は結構いることがおわかりかと思います。
今からわざわざ学校に通って保育士資格を取得するには、時間もお金もかかります。
そこで、自分にも受験資格があることがわかり、保育士試験を受験するにいたったわけです。
おわりに
保育士に興味を持って、世の中から需要があり、保育士試験の内容も勉強になるものだと感じ、保育士資格を取得したいという気持ちになりました。
それから久しぶりの受験勉強を経て、無事に保育士試験に一発合格することができました。
すぐに保育士として勤務する予定はないのですが、以前に放課後等デイサービスでの勤務経験もあるので、近いうちに活かせる機会があれば良いなと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。