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【保育士試験】保育原理の効率的な勉強法【一発合格】

保育原理

保育士試験の中で保育原理はおそらく一番合格しやすい科目ではないかなと思います。

試験科目名は「保育原理」と堅苦しい名称ですが、要は子どもたちを保育所などの福祉施設で保育するにあたっての基本的な事項を問われる科目だと考えるといいです。

細かい知識を問われることもありますが、覚えていなかったら手も足も出ないような問題ではなく、その場で考えるとある程度推測して選択肢を絞ることができます。

保育原理の勉強の流れ

まずは過去問を解く

1回分の過去問を全問解いてみましょう。

実際の試験時間は60分ですが、知識問題などで未習のところもあるでしょうし30分もあれば20問すべての答えを選択できると思います。

事例問題は保育施設での勤務経験のない素人でも正解しやすいので、正答できたという経験は今後の勉強に役立ちます。

実際、私も試験勉強を開始するときにまず全科目の過去問1年分を解きましたが、12問正解でちょうど合格ラインの6割を得点することができました。

保育所保育指針は全文を読む必要はなし

保育原理の設問文にはほとんどと言っていいほど、「保育所保育指針」という単語が出てきます。

保育所保育指針の内容に合致しているかどうかで選択肢を選ぶので、保育所保育指針をしっかりと全文読もうと考える人もいるでしょうし、参考書やテキストによっては保育所保育指針を読み込みましょうと書かれているものもあります。

これらのことは無駄とまでは言いませんが、限られた時間で勉強をするには少し効率が悪いです。

保育所保育指針は全文を印刷などして持っておくべきですが、読み物としてではなく辞書代わりに使うことをおすすめします。

問題を解いて間違えたときに、該当部分を保育所保育指針で確認してみましょう。

保育士試験に限らずどんな勉強においても言えることですが、インプット(知識等の暗記)に重点を置いたり時間をかけたりするのは効率が悪いです。

間違えることや分からなくて解けないことを恐れずに、まずはアウトプット(問題演習)をしてからインプットすると驚くほど短時間で済むことが多くなります。

知識問題は教育原理と紐付けて記憶する

保育原理自体はあまり暗記項目は多くありませんが、ルソーやフレーベル、モンテッソーリなどは教育原理でも出てくる人物です。

そのため保育原理ではここを飛ばしても合格は充分可能ですが、教育原理のことを見据えてしっかりと理解しておく必要があります。

記憶に入りやすく残りやすい暗記方法

人名に限らずですが、暗記方法としておすすめなのはつづりや響きです。

どういうことかというと、例えば『神智学』の著者でシュタイナー教育の創始者であるシュタイナー(Steiner)はドイツの人です。

つづりではちょっと私はピンとこないのですが、シュタイナーという響きがドイツ人っぽくないですか?

他のドイツ人では教育原理の人物ですが、四段階教授法のヘルバルトなどもやはりなんとなくドイツ人という感じを受けます。

このような「なんとなく」は意外と大事で、「なんとなく」で実際の試験の問題を解いたり答えたりしてはいけませんが、頭の中に「なんとなく○○」のカテゴリーをたくさん作っておくと記憶になじみやすくすぐに忘れてしまうことが確実に減ります。

テキスト・参考書・問題集・過去問について

上記でもお伝えしましたが、まずは過去問を解きましょう。

私は試験主催者の公式HPの過去問ページからプリントアウトもしましたし、途中からは枚数が多いのでこのシリーズの過去問題集も使いました。

保育原理は保育所保育指針と同じで、テキストや参考書も辞書代わりとしてオッケーです。

そのため、過去問を解いた後はそのまま「問題集の演習→解説を読む」の繰り返しがいいと思います。

テキストや参考書で先に読んでおくべき箇所は、法令や制度などの知識が問われる分野と教育原理にも関わってくる人物名や歴史についての分野です。

実際に使用した以下のテキストでは、保育原理は6つの項目からなっており、それぞれ「保育に関する法令及び制度」、「保育の思想と歴史的変遷」という項目が該当します。

問題集はテキストと同じ完全合格シリーズの問題集を使いましたが、現時点ではもう2022年度版のものがテキストと問題集ともに出版されていました。

保育所保育指針は厚生労働省のHPから全文のPDFファイルを入手できますが、61ページと枚数が多いので私は32ページにまとまっているサイトからダウンロードしました。

今調べたらそこのサイトがどれだったかわからなかったので載せられませんでしたが、また見つかり次第更新しますね。

他にもAmazonなどでは保育所保育指針やその解説についての書籍も販売されているようです。

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まとめ

保育原理の勉強法についてお伝えしました。

この科目でつまずく人はあまりいないと思うので、まずは保育士試験の勉強を始める際に最初に取りかかると保育というものについて理解が深まるはずです。

事例問題は他の科目でも出題されますし、人物や思想については教育原理などど絡めて学習するとより効率的です。

福祉系科目で行き詰まったときなどに気分転換に演習をすると点数も取りやすいので気持ち的にも安定します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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